たのしいクオリアのはなし
さて、皆さんはクオリアについてどれ程の知識を持っているでしょうか。
知らない人は多いでしょう。説明します。
クオリアとは正式名称「クオリティー・リアリズム~時空間の魔法猫~」
OSUgames が送る新感覚ロールプレイングアクションです。
嘘です。全然嘘です。んなゲームがあってもつまらない感じがビンビンしてます。
本題に入ります。
クオリアとは我々の身近に存在するなくてはならない概念です。しかし、身近なのに非常にフワフワしていて正解が出ていません。と言うか、正解があるのか。はたまた、クオリアなんてもの存在するのか。それすら分かっていません。ですので、この文章もすっきりとした終わり方にはならないでしょう。
まあ、とりあえずやんわりとふんわりと読んでもらえればと思います。
クオリアは簡単に言うと、感覚です。日々生きている上で感じる色、音、匂い、味、五感と呼ばれたりします。リンゴの赤い感じ。ブザーが鳴り響くあの感じ。病院の診察室に入った時のあの匂い。などなど、これら感覚のニュアンスをどう感じるか。
それが、クオリアです。
色を例に取るのが分かりやすいと思います。例えば、「リンゴは赤い」これは事実です。そして「リンゴを見る」という行為はリンゴに反射した光を網膜で捉え、それが電気信号として脳のしかるべき場所に伝達されることで成立します。そうしたときに我々は「赤いなあ」と感じるわけですが、
実は、この「赤いなあ」という認識が科学的に扱えるのか、視神経や脳の神経細胞などと物質的に関係しているのかが分かっておらず、「意識のハードプロブレム」というダサい呼び名がつけられるほど難しい問題なのです。なぜなら、これらは個人の主観であり言葉として他者と共有することが出来ないからです。これは「生まれつき目が見えない人には、空の青さを説明することができない」という例えばなしを想像するとわかりやすいでしょう。
さらに、これら色のクオリアによって「物理的な事実のみが存在する」という意見を否定する面白い例えばなしがあります。
「メアリーは生まれつきモノクロの部屋で育ち、部屋から出たことがない。つまり、メアリーは生まれてから一度も白と黒と灰色以外の色を見たことがない。(この部屋は完全にモノクロなので自分の手足を見ても肌の色を認識することは出来ないものとする)その部屋でメアリーは視覚に関する神経学を学び、世界最先端の知識を得、リンゴを見る物理的な過程を完全に理解し、それが赤いということも知っている。そうしたときメアリーは外の世界に出て何かを学ぶだろうか」
この話でメアリーはモノを見るメカニズムを全て理解し、リンゴは赤いと知っているのに、外の世界に出てリンゴを見て初めて「赤い」というクオリアを体験するので、これは物理的な事実ではないのです。
ここまで書いてみて私もクオリアが何なのかよくわからなくなってきました。
最後に、中国脳という話を紹介します。
「12億人いる中国人全員に携帯電話といくつかの電話番号が書かれた紙を渡します。もし自分のケータイが鳴ったら、自分が貰ったリストにある番号すべてに電話をかけてもらう。これを延々と繰り返す」
この作業は人間の脳の活動をシミュレーションしているのです。
そうした場合、巨大な携帯電話のネットワークは脳のように意識を持つのでしょうか、クオリアを体験するのでしょうか。
要するに、こういう脳がぐんにゃりしてくる話がナの好きなのです。
えらい長文な上に相当駄文を連ねてますが、悪しからず。
それでは、よしなに。